昔は、飲食店と言えば、「和・洋・中」なんて三種類に分けて呼ばれていて、レストランの看板を掲げたお店のサンプルケースでは、ハンバーグの横にラーメンやうな重が並び「ここは何屋?」なんて考えてしまうお店が街中にたくさんありました。しかしそうした横並びの中、最終的に勝ち残ってきたのが「専門店」と呼ばれるどこにも負けない特徴を持ったお店でした。
専門店のメリットはお客様が、○○が食べたい、○○で一杯やりたいという明確な動機によって来店するため、顧客が付きやすく、店の経営がしやすい。売りとなるメニューがはっきりしている分だけに、当然美味しいと納得させるものでなければならない。お酒も同様にその料理と相性が良く、互いがその味を高めあうものを選ぶ必要があります。
また一言で専門店といってもその種類は多種多様で、寿司・そば・焼鳥・焼肉・ラーメンなど一つの料理を代表したお店やイタリアン・フレンチ・中華・エスニックなど諸外国の料理を扱うお店、最近では、地鶏専門店・黒豚専門店・くじら専門店など食材を専門にしたお店など様々です。ショットバーやワインバーも一つの専門店だと言えるでしょう。
何のお店をやりたいかを決める時、業態よりも自分は何を売り物にしたいのかを明確にすると、開業までの流れがつかみやすく、なおかつ成功への近道になることでしょう。
メニューにどんなお酒を載せよう、どんなお酒が流行っているのといったお酒の相談から、いつか飲食店を経営したいなんてお考えの方まで、島崎株式会社のスタッフに何なりとご相談ください。